後悔はしていないけれど思いのほか痛かったのが本音

そもそも、男性は体のどの部分であってもこれまで毛を抜くという行為をほとんどしてこずに、昨今、ヒゲのないツルスベ男子がモテるから脱毛をしようという気になる人が多くいます。
女性はエチケットの一つとして、中学生頃から脇や脛、腕から、顔では鼻の下などの毛を毛抜きで抜いていきます。
最初はかなり痛みを感じるものの、だんだんと耐性がついてきて、頻繁に抜いてきたところはほとんど痛みを感じなくなります。
そのため、女性が脱毛をしているくらいだから、男にも平気だろうと高をくくっていると、文字通り痛い目に遭います。
ヒゲ脱毛をしてすっきり、さっぱりツルスベ肌になり、お手入れも簡単になって脱毛をしたこと自体は後悔していないけれど、施術中はとにかく痛かったのが本音のところという人は、かなり多いと思われます。
特に、医療機関で行うレーザー脱毛や、脱毛サロンでもニードルによって脱毛を行う場合、かなりの痛みを感じる人が多いので、レーザーやニードルはやめて、光にしようと考える人も大勢います。
しかしながら、光脱毛を選んだとしても痛みがないということはありません。
結論から言えば、どの方法を選んでも、痛みから逃れられないのがヒゲ脱毛の宿命と考えておく方がいいでしょう。

痛かったところベスト3を発表

ヒゲ脱毛をするにあたって、どの部位が最も痛みが強いのかを知っておけば、少しは心づもりができるかもしれません。
まず、もっとも痛みが強い場所ベスト1は、鼻の下です。
また、鼻の下は上唇の上部分も含まれますので、この部分にも強い痛みを感じる人が多いといえます。
強い痛みを感じる理由は、ここは狭い場所であるにも関わらず、特にヒゲが密集して生えてくるためです。
ただ、狭い場所であることは幸いしますので、何とか狭い範囲を我慢して乗り切るのだという気合をもって臨むといいでしょう。
とはいえ、どうにも耐えられないという人や、何としても痛いのはイヤという場合は、医療機関であれば麻酔をしてもらうこともできます。
光脱毛も痛みはありますが、医療機関で行うレーザーほどではありませんので、麻酔なしで頑張るという人は、光で大丈夫でしょう。
もっとも痛みが強い鼻の下に次ぐベスト2は、下唇から顎にかけてです。
この部分もヒゲが多いところですので、どうしても痛みが強くなってしまいます。
あごから唇の下部分までを含むため、唇に近い部分はかなり厳しそうです。
また、鼻の下よりも痛みは若干和らぐとはいうものの、範囲としては広くなるので、施術時間が長くなる分、つらさも長く続くといえます。
ベスト3は、頬ともみあげ部分です。
頬ともみあげは明確な境目がないことから、どのあたりまで脱毛するかは人それぞれです。
痛みに強い人なら、広い範囲で脱毛が可能でしょうが、痛みに弱い人はある程度量を減らすだけという選択肢も考えた方がいいかもしれません。

どの順番で脱毛をするか

レーザーにしろ、光にしろ、ヒゲ脱毛は痛みを感じるという点で共通することから、痛みを強く感じる部分の順番は、どの手段をとっても違いはありません。
そのため、最も痛みが強い鼻の下から取り掛かることによって、その後の脱毛を「鼻の下に比べればまだまし」と思えるようにするか、あるいはいきなり最強レベルの痛みから取り組むのは不安だということで、まだ痛みが一番ましなベスト3の頬・もみあげから取り組むという手もあります。
頬・もみあげでもかなり痛みを感じたら、その後を進めていくのに大きな不安が生まれるかもしれませんが、もし仮に「これなら耐えられる」と感じることができれば、徐々に痛みを増していく方が、ヒゲ脱毛の痛みというもの自体に慣れていけるというメリットが得られます。
頬やもみあげの脱毛も一度で済むわけではありませんので、何度か繰り返して、その都度、痛みに対して慣れてきたり、耐性ができてくると、次なるあご部分に取り掛かった時、確かに頬・もみあげよりも痛みは強いけれど、ヒゲ脱毛は痛いものだから仕方ないという心構えができている限り、乗り切れそうな気がします。
そして、最終的にもっとも痛みが強いという鼻の下に取り掛かれば、さすがにベスト1と言われるだけのことはあるけれど、頬・もみあげも頑張ってクリアしたし、それより痛いあごも終えたから、もっとも範囲が狭い鼻の下も何とか乗り切ってみせるという気になれるのではないかと思われます。

終わった時のことを考えて臨むべし

痛みがあるとなると、ヒゲ脱毛をしてツルスベ肌になりたいものの、かなり不安があるという男性は多いでしょう。
その場合は、まだもっとも痛みの感じ方が弱い光フラッシュ脱毛を選択するのがいいかもしれません。
あまりの痛みに途中でギブアップしてしまうよりは、我慢できる範囲の痛みに抑えつつ、ヒゲ脱毛の効果を得られた方が、結局のところ、やると決心して臨んでよかったという結果になるような気がするからです。